20080823

★なぜホロコーストを知りたいのか?

平和はただ祈っているだけで実現できるでしょうか?
世界に存在するネガティブとポジティブの両方のエネルギーを見つめましょう。

大気の諸条件によって、気候がたえず変化するように、
社会状況も常に変転しています。

歴史という女神は、表情をたえず変化させていて、片時もじっとしていないのです。
戦争と平和という両極の間にも、無限に変化するグラデーションがあります。

私たちは現在の平和に安住することなく、戦争の原因・様相・推移を研究し続けなければなりません。

平和のときこそ、余裕をもって、平静に淡々と、細部にわたり大局を鳥瞰することもできるでしょう。

ほんのちょっとの微細な兆候も見逃すことなく、暗雲の到来を察知したいものです。

雨が降ってきてからでは遅いのです。


戦争を研究するからといって、戦争を賛美したいのではありません。
むしろ正反対です。

平和教育は平和だけを説教していればよいのでしょうか?!

戦争の悲惨な体験を忘れないこと。
なぜ戦争になったかを研究すること。
敵と味方の両側の言い分を公平に観察すること。
百年千年のスパンで歴史を鳥瞰すること。
物質的な諸条件だけでなく、精神的な側面を解明すること。

そういうわけで、ホロコーストにフォーカスして、微細なところまで、観察していきましょう。

人間の光と闇の微妙な陰影を感知できるようになりたいものです。

人間の精神の高みと低みを鳥瞰したいものです。

決して手当たり次第というわけでもないのですが、
縁に従い、偶然の出会いを楽しみながら、
著者たちの真摯な表現を真剣に味わいましょう。


       
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